小高復興デザインセンターで何するの?

2011年3月11日に発生した東日本大震災により、南相馬市は、地震・津波・原発による複合被災・被害を受けました。避難指示解除準備区域、居住制限区域に対する避難指示は2016年7月12日に解除されましたが、被災前の暮らしがそのまま戻ってくるわけではありません。

5年にわたる避難指示を経た現在、小高や関連する地域は未曾有の事態に直面しています。こうした状況に対処するためには、まず様々な課題を見過ごさずに発見しなければなりません。そうした課題を、市民や南相馬市や関係者と共有し、様々な人々が力を合わせて一つずつ解決していく必要があります。

住民の方々の意思や行政区との連携を大切に協働しながら、
未知の状況における実践と探究によって小高を復興していく。

それが小高復興デザインセンターの目的です。

小高の将来像を構想し、話し合いながら、魅力ある地域づくりを進めていきましょう。

 

小高の復興像って何?

小高復興デザインセンターが立ち上がる前には、小高区地域協議会のワーキンググループとしての活動がありました。市民の皆様をはじめ様々な方と議論してきたことを踏まえて、小高の復興像を以下の三点として掲げます。

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復興の経験を未来世代に伝える歴史のまちであり続けること

小高は、被災前に「歴史の町」と認識されてきました。これまでも水害、冷害、干害、火災、不景気など多くの不具合な状況に直面しながらも、その都度、知恵を絞り、力を合わせて、大地に働きかけながら生き抜いてきました。

東日本大震災の被災後も、これまでの歴史や魅力を継承し、今回も含む復興の歴史を未来に活かせるまちであり続けましょう。

そのために、特に被災後から現在に至るまでの間に取り組まれてきた、実践や復興のプロセスを記録し、将来に活かせる形の知見にしていきましょう。

すべての人がそれぞれの想いをもって関わりを持てるまちになること

東日本大震災の被災は、小高の住民だった方が帰還できない状況を生んでいます。しかしたとえ帰還しなくても故郷を思う気持ちは続きます。外からの大変多くのボランティアや支援者が来ていることも、これまでの被災経験に比べて際立った特徴だといえましょう。様々な立場の人がそれぞれの想いを小高に対して持っています。帰還する人だけでなく、すべての人と、小高との繋がりを大切にしていきましょう。

暮らす場所として選ばれて、住み続けたくなるまちをつくりだすこと

住民が、積極的に選んで住もうと思うまち、そして、住み続けたくなる小高にしていきましょう。

暮らしの単位である行政区を中心に、地形を活かした四季折々の美しい小高の風景を取り戻しましょう。帰還直後の人口激減状態にも、みんなで力を合わせて、知恵と工夫で対処しましょう。新たな生業や産業復興のあり方も探究します。

 

どうやって復興を実現するの?

とにかくやってみる!、やりながら考えて、またやってみる!

それしかないと思います。何かをやりたい!という方、お声かけください。

実践プロジェクト

ささやかな発意や、そこから始まる具体的な活動を支援します。その成果は、うまくいく部分もうまくいかない部分もあるでしょう。その両方をみんなで共有し、次につなげていきましょう。

2019年度に、復興庁の「心の復興事業」に以下の二つの事業が採択されました。

・まちなか菜園事業

・行政区盛り上げ支援事業

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